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最適な工程と原価を見極め、最適な品質を提供する

 私たちユニオンテックにとって、品質は命。そう断言できます。これは決して大げさな表現ではありません。

お客様から評価をいただくとき、まず対象となるのは見栄えです。見た目です。これは、店舗であってもオフィスであっても住宅であっても同じです。

見た目はどうか。目にどのように映るか。これが評価の対象になります。

外見に次いで評価の対象となるのが、実際に使ってみての使いやすさや耐久性です。見た目もよく、使ってからも満足をしていただける。その両方を兼ね備えた物件を実現するために、私たちは独自に厳しい品質基準を設け、ブラッシュアップに努めてきました。

品質を考える上で欠かせない要素は何だと思いますか? 工程、そして原価です。品質と工程と原価の3つは非常に密接な関係にあります。

考えてもみてください。

工程が長くなれば品質はアップしますが、そうなるとどうしても原価は高くなりますよね。原価を下げれば品質は下がりますが、工程は比較的短くなる。3つの要素はすべてリンクしています。

時間をかけ、お金をかければ、良いものができるのは当たり前。予算が青天井なら最高品質のものを実現できます。時間をどれだけかけてもいいのなら、当然ながら品質は上がります

しかし、そんなお客様はほとんどいません。みな、工事に費やす予算も時間も限られています。決められた予算とスケジュールの枠の中でできるだけ高い品質を望んでいます。

こうしたお客様の要望にお応えするために、私たちは最適な工程はどれぐらいか、最適な原価はどれぐらいかを見極めた上で、最適な品質を目指しています。最適な品質とは、最適な原価や最適な工程があってはじめて実現するもの。私、大川祐介を始め、ユニオンテックのスタッフ全員の使命は、原価と工程のバランスを考え、お客様に満足いただける最適な品質を提供することなのです。

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品質の均質化のために現場に足を運ぶ

 2010年頃のことでしょうか。この頃、ユニオンテックの品質が一定ではなくなってしまいました。

原因ははっきりしています。

少人数でやっていた創業間もない頃は誰がやっても品質はほぼ一定でしたが、やがて社員が増え、事業規模が拡大するにつれて、それぞれのスキルにばらつきで出てきました。最初は、「これがユニオンテックの品質だよ」と現場で積極的に声がけをし、指導するように努めていましたが、やがてそれだけでは品質を同じ水準に保つことなどできなくなった。「ユニオンテックの品質」「ユニオンテックではこれが普通」が通じなくなってきたんですね。

品質の均一化には声掛けだけでは不十分。紙に書いて渡しても、高い効果は望めません。それだけでは、「品質アップ」「ムラのない高品質」は、絵に描いた餅でしかない。

このままでは均一化は無理だ。ではどうするか。

私、大川祐介が出した答えは、現場に足を運んだ上で細かく品質チェックを行い、その結果を受けて改善に努めることにしました。

たとえどんなに手間がかかっても、ひとつひとつの物件の品質をこの目で確認しよう。そう心に決めました。

品質向上のツールとなる「社内検査チェックリスト/品質評価表」 イメージ 品質向上のツールとなる「社内検査チェックリスト/品質評価表」 イメージ

品質向上のツールとなる「社内検査チェックリスト/品質評価表」

 早速、取締役の山本宗之を専任にして安全品質管理推進室を作り、役員全員が現場を回り始めました。経営ミーティングで各自がどこを回るかという物件担当を決め、中間検査と引渡し前の検査を二度行うことにしたのです。

私、大川祐介も役員の一人ですから、例外ではありません。全部ではありませんが、実際に現場を見て回っています。

しかし、どんなにその道のプロが現場に足を運び、丁寧に物件をチェックしたところで、基準がなければ評価がばらけてしまいます。評価がばらばらでは、品質もばらばら。適正な品質を実現することなどできません。

そこで、何をやったか。

役員が現場をチェックするにあたっては、「社内検査チェックリスト/品質評価表」というシートを作りました。このシートでは、品質を評価するために、中間検査時には全部で30ものチェック項目を設けています。引渡し前の検査項目も多いですよ。トータルで27にもおよんでいますからね。

「社内検査チェックリスト/品質評価表」は、会社がやろうとしていることを目に見える形にしたもの。これ自体が品質アップにつながるわけではありません。チェックした項目があれば、直すまでやらせます。 シートに点数をつけて終わりではなく、品質を向上するためのツールとなるのがシート。最終的に品質アップにつながるからこそ、「社内検査チェックリスト/品質評価表」に意味があるのです。

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70点を超える点数をつけた人はゼロ

 「社内検査チェックリスト/品質評価表」を作成した後、私、大川祐介は、シートでチェックした内容はすべて、全社員にメールで届くようにしました。

こうすれば、誰が担当する物件のどの部分が不十分だったのか、逐一わかります。どの物件にどんな問題があったのか、あるいは問題がなかったのか、誰もがすぐに把握できます。社員にとっては容赦ない制度ではありますが、つけた点数をもとに品質管理アワードも設けました。点数の高い人を表彰する制度です。

正直に言えば、評価はチェックする人間によって変わりますね。「社内検査チェックリスト/品質評価表」は100点満点ですが、おそらく、大川祐介がチェックしたら50点台がせいぜい。私は誰よりもチェックが厳しいのです。

かといって、他の役員が甘いわけではありません。「社内検査チェックリスト/品質評価表」を用いるようになってから今に至るまで、70点を超える点数をつけた人はゼロ。一人もいません。

だからといって、ユニオンテックが作る物件の品質が低いということではありませんよ。目指す水準が高いのです。

私たちが目指すのは、点数をつけてから是正ポイントを明確にして、会社水準にまで持って行くこと。このように常に高みを目指しているからこそ、役員はみな真剣に厳しくチェックしているのです。

ブラッシュアップを欠かさない イメージ

ブラッシュアップを欠かさない

 お客様の前でこのシートをもとにチェックをかけていると、「ユニオンテックさんはチェックが厳しくて安心できる」と言われることも多いのですが、別に、そう言っていただくために実施している制度ではありません。部下のあら探しをするためにチェックしているわけでもありません。 

目的はあくまでも、お客様に満足いただける適正な品質を実現することにあります。

「社内検査チェックリスト/品質評価表」は、随時ブラッシュアップをかけています。一度作ったからといって、それは「ベスト」ではありません。ベターな形に改良していくプロセスこそが、ベストに近づく唯一の道だと考えるからです。

こんな風に常に変化しながら、より良い方向へとむかっていくのがユニオンテックの良いところ。素晴らしい点だと私、大川祐介は自負しています。現状を客観的に評価し、実践した上で仮説を立て、検証を繰り返す。この積み重ねで、常に最高品質を提供できる企業を目指します。