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リリーダーには同じボールを追いかけてほしい

(大川) なぜ、リーダー合宿は今回限りで終わりにするのかといえば、議題が悪かったからです。参加者はみな腹を割って話していないと思う。あと、大所帯過ぎたよね。

(湯原) それは実感しました。12名だと多すぎますね。

(大川) 一度に12名全員に集まれと言ったのは少し無理があったなと反省してます。それに、泊まりとなるとやっぱり日程の調整が大変だよね。だから、泊まりにはもうしない。でも、私抜きでリーダーが集まる場を設けること自体は続けます。最初から完璧にできるわけじゃないからね。

(渡邊) 次回はどういう内容になるんですか?

(大川) 少人数でレクリエーションを楽しんだ後、食事をしてもらい、話し合いをしてもらおうと考えています。メンバーの顔ぶれも、なるべく遠い人同士を一緒にしたい。ふだんあまり話をしない人同士とか、仕事でからみがない人同士でグループを作って、さらに設計・営業・制作がばらばらのグループを構成します。

(渡邊) なるほど。

(大川) そして、これが一番大事なんだけど、議題も業務レベルにしません。リーダー合宿の報告を聞くと、今回はどうしても業務レベルで話が終わってしまったと思うんだよね。これが一番問題だったなと感じてます。業務レベルの話って、どうしても日々の愚痴とか要望、個人的な自分本位の話になる。それだとせっかくリーダーが集まる意味がない。そうじゃなくて、大きな目的を設定し、みんな、それに向かって走ってもらいたい。スポーツと同じです。同じボールを追いかけて、その上でチームワークを発揮するよね。だから、リーダーの集まりでもボールを一つにしようと思う。

(赤枝) 業務レベルの話はそれはそれで改善すべきですけど、全員が大きな目標を一致させないといけないということですよね。確かに。

(大川) 大きな目標から徐々に段階を下げていって、最後に業務レベルの話になるのはいいんだけどね。で、言っておくと、次回はボーリングをやります。その後に、ユニオンテックはどうあるべきか、どうしていきたいかについて語り合ってもらいたい。

(湯原・赤枝・渡邊) あ、もう決まっているんだ(笑)

リーダー次第でパフォーマンスが変わる イメージリーダー次第でパフォーマンスが変わる イメージ

リーダー次第でパフォーマンスが変わる

(大川) 3人に聞きたいんだけれど、各自、リーダーとしてどうやっていきたいと思っている?ユニオンテックという会社をどうして行きたいのかな。何を目指すのかは、みな違うと思うけれど、リーダーにはみな部下がいる。12人のリーダーの下には40人以上の部下がいる計算になる。リーダーの考え方次第で、3倍も4倍もパフォーマンスが変わると思うんだよ。だから、リーダーの力というのは本当に大きい。

(赤枝) 僕はデザイナーとして良いものを作りたいという欲求を強く持っています。だから、自分の個性が表現できる物件を手がけたいし、お客さんがそれに賛同してくれて喜んでくれる空間を作っていきたい。つまり、デザイナーとしての自分の個性と、顧客満足とのマッチを目指していますが、ユニオンテックはそれができる会社だと、若い人たちに示すことがリーダーとしての自分の役割かなと思うんですよ。時間的に拘束され、ハードな部分もある中で、いかに仕事に楽しさを見いだせる会社にしていくか。それを推し進めれば、部下もハッピーでいられるんじゃないかな。

(大川) うん、赤枝君のその気持はすごくわかる。でも、できればどういうリーダー像を目指して人を引っ張るかについても聞きたいな。言ってみれば、リーダーとしての具体的な意識の持ち方ね。

(赤枝) ……。それは、まだ自分自身、模索している感じですね。そのあたりが課題かなと思っています。

(渡邊) 僕は、できるだけデザイナーの考えに寄り添い、かつお客さんの希望に寄り添う提案ができるリーダーにあり、下の人にもそれを学んでもらいたいと思っています。

(大川) 具体的には?

(渡邊) 僕は制作の人間ですが、制作の部署って会社にとって利益を生みだし、クオリティを生み出すところだと認識しています。設計から来た図面そのとおりに作ってしまうのは簡単なんですが、デザイナーは本当はこうしたいという希望があっても、コストの関係であきらめているかもしれないですよね。そうしたときに、この材料だったら作れるよとか、こういう方法もあるよと提案できるようにしていきたいんですよ。これは、対お客さんでも同じです。代替の方法で、かつ利益が取れれば、みながハッピーでいられる。社内も気持ちよく回ると思います。図面を見たら、「この業者さんだったらこういうことができるよ」「あの業者さんならいくらぐらいだよ」とわかる材料を作り、みながそれを利用できる環境を作って行きたい。いま現在、僕もそのやり方を模索している段階なんですが、新人たちにもこうした考えを教えて現場に送り出すようにしています。チームにも年上の人がいるので、難しいところもあるんですが。

家族を愛するように部下も愛せ イメージ家族を愛するように部下も愛せ イメージ

家族を愛するように部下も愛せ

(湯原) 僕も模索段階ですね。僕が所属する設計の部署には、デザイナーが10人ほどいます。10人いる設計事務所というとある程度規模が大きな事務所レベルですが、お客さんは結局はデザイナーにつくんですよ。これは、制作も他の業種も同じじゃないかな。個人にお客さんがついて、仕事が成立する。僕も、前の会社のお客さんが引き続いて依頼をしてくれていて、その人たちとのつきあいを非常に大事にしていますが、部下にはこうしたお客さんをつけてあげたいんですよ。そのためには、どうしたらいいのかを考えているところですね。プレゼンの仕方とか、お客さんとのコミュニケーションの取り方など、教えていかなくてはならないことがたくさんある。営業が営業するのは当たり前だけど、設計の人間もデザイン営業が必要だと思うんです。デザインが良いからお客さんがつくという営業の仕方を教えていきたいし、デザイン営業できる人材に導いていきたいと思います。

(大川) 3人とも、言っていることはその通りだと思う。方向性としては間違っていない。でも、リーダーとしてはまだ物足りないというのが正直なところだよね。僕はみなにサラリーマン的感覚でリーダーをやってもらいたくない。結婚して家族になって子どもが生まれると、責任が発生するよね。家庭はどうやったらうまくいくのか、妻や子どもとどう接するのか考えると思う。責任を背負って、自分で判断して行動するよね。リーダーもそれと同じ。部下の将来を背負っているわけだから、自分が考えて行動しなかったら何も進まないという意識を常に持ってほしい。中間管理職に必要なのは、自分の責任を自覚して、いかに家族と同じように考えられるかだと思うんだよ。まあ、家族と同じに考えるのは難しいと思うけれど(笑)、似た感覚を持って、部下を愛してほしいな。会社の目的はみなが幸福になるためにあるんだから。

(渡邊) それがユニオンテックですもんね。

(大川) そう。気持ち悪く聞こえるかもしれないけど、僕は3人ともすごく可愛い。可愛くないわけがない。

(赤枝) それはひしひしと感じてますよ(笑)

(大川) みな同世代だしね。だから良くしてあげたいと本気で思う。3人とも技術も高く、お客さんを喜ばせる技術があるスーパープレイヤーです。でも、プレイングマネージャーでもある。自分のスキルを上げることはもちろんだけど、チームワークに重きをおいて考え、行動してほしい。

(湯原・赤枝・渡邊) わかりました!!

(赤枝) スーパープレイヤー兼スーパープレイングマネージャーを目指します。

(湯原) で、次はボーリング大会ですね。楽しみだな。

(渡邊) でも、料理の腕を披露する機会はないわけですよね…。レパートリーはもっとたくさんあるのに。心にぽっかり穴が開いた気分です。

(全員) (爆笑)