美容業界での実績がユニオンテックのいまを作った イメージ

美容業界での実績がユニオンテックのいまを作った

ユニオンテックが手がける物件の業種は多方面におよんでいます。

美容室もあればエステサロンやネイルサロンもある。雑貨の店もあれば、アパレルのブティックも手がけています。カフェやレストラン、居酒屋など、さまざまな「食」の店も得意としています。

店舗だけではありません。オフィスデザインもユニオンテックの得意分野。ユニオンテックの空間デザインの対象は「全方位」です。

しかし、ユニオンテックの成長の礎がどこにあるかといえば、それは間違いなく、美容業界の店舗デザインです。創業当時から現在に至るまで、美容関連の店舗を多数手がけてきたからこそ、ユニオンテックの「いま」がある。これは確かな事実です。

ユニオンテックさんは美容室やエステサロンに強いね。

美容関連のお店なら、ユニオンテックさんにお願いすれば安心だね。

美容業界の方々からそうした高い評価をいただき、厚い信頼を寄せていただいているのも、実績を着実にあげていったからにほかなりません。

「美」の空間に求められる高いハードルを超えて イメージ

「美」の空間に求められる高いハードルを超えて

以前、ユニオンテックではエステサロンの商材の卸を手がけていました。そのため、美容関係の会社から、店舗をリニューアルする際に「大川さんのところを紹介したい」と声をかけていただくことが多く、自然と美容室やエステサロンの施工を依頼される機会が多くなりました。

しかし、飛躍的に増えてきたきっかけを挙げるならば、第11回で紹介した自由が丘のエステサロンです。

「もう期日までに間に合わないかもしれない」と私、大川祐介がはじめて現場で涙を流しながら、1ヶ月という信じられないような短い期間でなんとか予定通りに豪華なエステサロンを完成させることができました。あの得難い経験を通して、私とデザイナーの女性との間には戦友のような固い信頼関係が生まれました。それ以来、エステサロンを中心に、そのデザイナーの方から声をかけていただき、たくさんのコラボ物件を手がけることができたのです。

美容室やエステサロンのような「美」に特化した店舗の関係者はみな、強いこだわりを持っています。美容師もエステティシャンもネイリストも「美」を追求するスキルを備えた技術者であり、自分たちが働く環境へのこだわりは並大抵ではありません。クオリティが高く、美しく、それでいて働きやすい空間を求められます。そうした高いハードルをクリアし、「美の空間」の創出に貢献できたことは、私、大川祐介の誇りです。

美の総合見本市への挑戦 イメージ

美の総合見本市への挑戦

自由が丘のエステサロン以降、美容業界の空間デザインを一つの強みとして、ユニオンテックは成長を遂げました。その強さは、ビューティーワールドジャパンへの出展によってさらに強固なものになったと思います。

ビューティーワールドジャパンとは、「美」をテーマにした日本最大の国際総合見本市です。「総合」というだけあって、出展者の顔ぶれは、一般化粧品、エステ化粧品、ネイル、美容機器、ヘア、癒し、ダイエット&ヘルス、医療美容にいたるまで幅広い。そして、こうしたジャンルのメーカー、サービス業、情報関連業の企業や店舗が国内外から出展しているため、その数はトータルで500社以上におよびます。

来場者の数もとんでもない数です。東京での3日間の開催期間に足を運ばれる方は5万人以上。ビューティビジネスを知るには絶対に外せない機会といっていいでしょう。

その総合見本市に、ユニオンテックは2008年から出展しています。結果として、これが美容業界での知名度アップにつながったのです。

間借りでの出展の反響は… イメージ

間借りでの出展の反響は…

ビューティーワールドジャパンにユニオンテックのような設計施工の会社が出展すること自体、非常にレアケースです。空間デザインの会社の姿など、広い会場をくまなく探してもどこにも見当たりません。

そうした場所にあえて、私、大川祐介が出て行った理由。それは、非常にシンプルなものです。

一言で言えば、「せっかくの縁を大事にしたい」。その思いからでした。

先に、美容商材の卸をやっていたとお話しましたが、その卸先の会社がビューティーワールドジャパンに出展することになったので、ブースの一部をお借りする形で、ユニオンテックも出展を決めました。施工会社の出展は前例がないものでしたが、誘っていただいたことから、「これも縁かもしれない」と考え、思い切って出展したのです。

では、反響はどうだったのか。

周囲はすべて美容関係の企業ばかりなので、ユニオンテックが異色の存在だったことは確かです。しかし、率直に言って反響はなかった。美の見本市に出てからといってすぐに依頼が飛び込むなどというのは虫の良い話です。私、大川祐介もそう期待はしていませんでした。ただ「縁」をつなぎたいという思いだけでした。

「縁」が次の「縁」を生む イメージ

「縁」が次の「縁」を生む

これはすべてにおいて言えることですが、大事なのは「積み重ね」です。せっかく、縁あって美容業界の店舗を手がけるようになり、ここまで歩んできたのです。反響が薄いからといって諦めずに、その後も毎年、ビューティーワールドジャパンへの出展を続けました。

そうすることで、美容業界でユニオンテックの存在が少しずつ知られるようになりました。美容業界の店舗の設計施工に熱心な会社だと思っていただいたのでしょう。次第に店舗デザインを頼まれる機会が増えてきました。

2013年からは単独で出展しています。いまでは美容業界での認知度は抜群に高くなっています。業界で知らない人はいない、というのは大げさな表現ですが、「美容業界に強い会社」として広く認知されるようになったと自負しています。そしていま、ユニオンテックは日本一のエステティシャンを決める場であるエステティックグランプリ、通称エスグラの団体サポーターでもあります。

それもこれも、すべては一つの「縁」から始まりました。自ら望んで美容業界に進出していったわけではありませんが、私、大川祐介は目の前に広がる「縁」を一つ一つ大事に形にし、熱心にその「縁」を紡いでいった。誠心誠意取り組んで成果をあげていきました。それがまた新たなる「縁」を生み出していったように思うのです。


成長の礎は美容業界にある <後編>