自分とは違う感性がそこにある イメージ

自分とは違う感性がそこにある

美容室やエステサロン、ネイルサロンといった美容業界の空間デザインを創る面白さはどこにあると思いますか?

私、大川祐介は正直に言えば、とりたてて美容業界への強い興味や関心があったわけではありません。美容業界の案件を多数手がけるようになったのは本当に「縁」ですね。「縁」にしたがって実績をあげていく中で、いっしょに働く人たちの感性が自分とはまったく違うことを痛感し、そこから多くを学び取ることができました。

美容業界のメインターゲットは女性です。最近は男性客も増えてはいますが、やはりメインのお客様は女性です。そこで働く方々も圧倒的に女性が多い。つまり、女性心理を理解することなしに、最終的なお客様である女性にも、お店でサービスを提供する従業員の女性にも満足いただける空間を創りあげることはできないのです。

人、技術、空間がマッチした店舗を目指す イメージ

人、技術、空間がマッチした店舗を目指す

女性は美容室やエステサロンに何を求めて足を運んでいるのか。また来たいと思ってもらえる店にするには何が必要なのか。どんな工夫が必須なのか。「美」の空間にふさわしいクオリティとはどのようなものなのか。そうしたことを理解しなければ、お店の成功には結びつきません。

空間だけが飛び抜けて美しくても、そこでサービスを提供する技術者が効率よく働ける場所でなければ意味がない。人と技術、そして空間。この3つが融合した店舗が理想型です。

また美容室は、お客様にすべてを見せてしまう空間です。簡単なスタッフルームはあるけれど、あとは「従業員が働く空間」イコール「お客様が滞在する空間」です。すべてがむき出しになるからこそ、細部にこだわらなければなりません。

そのためには、何が必要でしょうか。

私、大川祐介は、それは繊細さではないかなと思います。お客様の要望を聞き、どんな空間を目指し、そこでどのようなおもてなしを提供されようとしているのか、関係者のさまざまな意見に繊細に敏感に耳を傾け、欲するところを探っていく力。それが欠かせないと感じています。

鍛えられた「繊細な力」 イメージ

鍛えられた「繊細な力」

例えば、お客様が店舗に無垢のカウンターを導入したいと要望されたとしましょう。無垢のカウンターは見た目は非常に良いのですが、サービスを提供する上で使用する液剤をちょっとでもこぼしてしまえばシミになります。

そのとき、我々に必要なのは「それは無理だ」とお客様の要望を否定することではありません。「液剤をこぼしたらどうなるのか」という知識をお客様がどこまで理解された上で要望を出されているのかを把握することです。もしかしたらご存知の上で、あえて見た目の価値を優先したいと考えているのかもしれません。あるいは、イメージだけで希望を出されているのかもしれません。

「こうしたデザインにしたい」という一つの要望に隠されたお客様の真のニーズをヒアリングを通して繊細に、微細なところまで理解した上で設計し施工していくーー。この力は、美容業界のお客様とのやりとりの中で養うことができました。私、大川祐介もユニオンテックもお客様に、美容業界にみっちりと鍛えられたといっても過言ではありません。そしてこの力はすべての業界に通用するものなのです。

異業種もおもてなしを強化している イメージ

異業種もおもてなしを強化している

繊細にお客様に寄り添い、求めるところを掘り下げていく力はいま、他の業種にも強く求められている。そう感じています。

例えば、飲食店でもオープンキッチンを導入するところが増えてきました。料理を作る場所と食べる場所が明確に分かれていない空間には、美容室のように常にお客様の目を意識した繊細な空間デザインが欠かせません。

病院にも同様のことがいえるでしょう。

自由診療の流れの中で、おもてなしを強化したいという病院が増えています。整体やスポーツマッサージといった業種からの依頼もずいぶんと多くなりました。お客様に安心ややすらぎを与え、リラックスしていただくには、やはり繊細なヒアリングが必須なのです。

ありがたいことに、ユニオンテックは「おもてなしの仕事を熟知してくれる」という評価をいただいています。「おもてなしの空間を作れる」ところに期待を感じて発注した。そんな声を多数いただいています。

それもこれも、一つの「縁」から始まり、たくさんの美容業界の案件を手がける中で、どの業界にも通じる力を培うことができたからです。

美容から飲食、物販へ、そして未来は… イメージ

信頼感は次に活きる

現在のユニオンテックは、美容も飲食も物販も、さらにはオフィスや住宅に至るまで、デザインから施工管理をワンストップで実現する会社です。

しかし、すべてを均一に成長させることは容易ではありません。だから、私、大川祐介は、当初は美容業界の空間デザインに軸足を置き、資金や人材といった会社のリソースを注いで、少しずつ成果をあげていきました。

次のステップとしてフォーカスしているのは、飲食です。

個人経営の飲食店からチェーン展開の飲食店まで幅広く実績を作っていこうと、いま力を注いでいます。なぜ飲食業界なのかといえば、美容業界と同じようにおもてなしや専門性が欠かせないからです。これから実績をどんどん増やし、ユニオンテックは美容業界と飲食業界に強い会社として認知してもらいたい。それが当面の目標です。

その目標をある程度果たすことができたら、その次は?

それは、実績値に加えてお客様の反響、さらには経済や時代の流れとリンクして、決まってくるように思います。物販をもっと強化する方向は十分に考えられますが、もしかしたら住宅の分野に進出することになるかもしれません。

これからのユニオンテックにはあらゆる分野のスペシャリストが加わっていきます。これまでのユニオンテックにはいなかったスペシャリストがどんどん仲間入りしていきます。布陣を充実させていく過程で、ユニオンテックが次にどこに向かうのか。こればかりは私、大川祐介にとっても未知数です。

しかし、確かなことは、ユニオンテックが目指すゴールは「全方位」であるということ。みなさんにもぜひ注目してほしいと思います。