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会社としての総合的な魅力を打ち出す

 ユニオンテックのような若い会社の中には、新卒採用にあたって説明会の最初から社長が登場し、採用に深く関わっていくケースも多いとよく聞きます。

 事実、人材採用の会社からもそう言われています。

 「社長が出て行った方がいい」

 「良い人材を採るには社長の存在が不可欠ですよ」

 そうアドバイスされることもありましたが、私、大川祐介の考え方は違います。私個人の魅力よりも、会社としての総合的な魅力に惹かれ、「ここで働きたい」と考える人材に入ってもらいたいと考えています。

 これからずっと、社長の私が採用に関わり続けることなど不可能です。それまでずっと社長が推し進めてきた新卒採用のプロセスを、いきなり誰かにバトンタッチして、うまくいくとは限りません。

 であれば、いまから社員に人材採用に関わってもらい、責任をもってその任務を果たしてもらいたいのです。

新卒採用は社内的な人事教育の場でもある イメージ

新卒採用は社内的な人事教育の場でもある

 社員に新卒採用を任せている理由はもう一つあります。

 学生たちを前にして、社員にユニオンテックの企業理念や目指すべき道筋について説明してもらうと、彼らは自分たちが言った内容に責任を取ろうと考え、行動するようになるからです。

 ユニオンテックはイノベーションを起こし続ける。

 ユニオンテックは業界を革新する。

 若く希望に燃える彼ら彼女たちを前にして、そうした熱弁をふるえば、自らもそれに影響されます。自分が発した言葉に染まっていきます。ユニオンテックの挑戦する風土を再確認し、もし多少不満を抱えていたとしても、解決策を探り、会社をさらに良い方向へと導こうと考えるはずです。

 新卒者が入社してからも同様です。新卒採用に携わったという責任があるため、できるだけ良いところを新人たちに見せようとする、お手本になろうとします。挑戦する風土を自ら体現しようとするんですね。

 新卒採用の場は採用を担当した社員のモチベーションを上げ、士気を高める場でもある。社内的な人事教育の良い機会です。

あなたたちが感じたことを次の新卒にも感じさせてほしい イメージ

あなたたちが感じたことを次の新卒にも感じさせてほしい

 昨年に引き続き、2015年10月も内定式を開催します。

 式を一から計画し、運営するのは、前年にユニオンテックに入社した新卒採用の社員たち。入社してまだ間もないピカピカの新入社員が、新しい仲間をどのように迎え、どのような式を実施するのか。私、大川祐介を始め、社内の全員が楽しみにしています。

 運営については彼らの自主性に任せ、私は一切関与していません。ただ、こう言ってあるだけです。

 「あなたたちが感じたことを次の新卒にも感じさせてほしい」

 自分たちが内的式で感じ取ったことを、今度は提供する立場として実現させていく。そのために何が必要なのか。いま、新入社員たちは必死で知恵を絞り、頭をフル回転させているはずです。

 このプロセスは、お客様や協力会社さんたちに喜んでもらうために自分が何をなすべきかを思考するプロセスとも共通します。内定式の計画~実行のプロセスを経て、彼らは人を喜ばせるためのおもてなしの本質に触れてくれると確信しています。

 もちろん、新入社員たちだけでは式を完結させることはまだ難しいので、取締役の小林佐理や島村恭太たちが随時フォローをしていますが、回を重ねるにつれ、新卒組だけで運営できるようになるでしょう。その日の到来が待ち遠しくてなりません。

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負けず嫌いは必ず伸びる

 2016年4月に入社する新卒者は8名。彼ら彼女たちに私、大川祐介が期待するのは、仕事では負けず嫌いであってほしいということです。

 負けず嫌い。これは私が一番重視する要素かもしれません。

 なぜ、負けず嫌いが素晴らしいのか。

 それは成長の伸びしろが無限だからです。自分が不甲斐ない、情けない、他人に負けて悔しい、仕事がうまくできなくてつらい。負けず嫌いゆえに生まれる感情は、大いなる伸びしろの証明です。成長の証です。これは、私、大川祐介が保証します。

 たとえコミュニケーション力があまりなくても、口下手でも、多少不器用でも、負けず嫌いでさえあれば、必ず克服できます。

 なぜって?

 負けたくないという強い思いがあれば、自分には何が足りないのかを冷静に見つめ、それを努力で補おうとするからです。悔しいと泣かずにすむためには何が必要なのかを探り、それを身につけようとするからです。

 新卒者のスキル自体には私はほとんど期待をしていません。多少あったとしても、残念ながら現場では役に立たない。ちょっと過激な言い方をすれば、いまはただフレッシュな子どものようなものに過ぎません。

 でも、早く一人前になりたいという強烈な動機があれば、社会で必要なスキルはどんどん身についていく。社会にもまれて強く大きく成長するのは、絶対に負けず嫌いの人間です。

スーツ着用の学生は不採用にする!? イメージ

スーツ着用の学生は不採用にする!?

 仕事で自分の力の足りなさを痛感し、悔しいと思わず涙をもらす。そんな社員を目にすると私、大川祐介はうれしくなります。成長の過程にあることを実感できるからです。

 ユニオンテックへの熱い思いと負けず嫌い。それ以外で、新卒の社員に望むことは何か? これはよく聞かれるのですが、私としてはほかにありません。

 いや、一つありました。

 しいてあげるとすれば、説明会や面接に没個性のリクルートスーツであまり来てほしくないということでしょうか。堅苦しい格好の方がいい、スーツで来るのが当然のマナー、などという考えを私、大川祐介は一切持ちあわせていません。できれば、個性が伝わる服装の方がいい。カジュアルなスタイルの方が好ましい。

 そうは言っても、学生たちはきっとリクルートスーツでやってくるでしょう。その気持も理解できないわけではありませんが、やはり個性はほしい。いずれは、スーツを着た学生は不採用にするという方針を打ち出すこともあるかもしれませんね(笑)。