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内装施工業界において女性登用は「挑戦」である

女性の登用が叫ばれる昨今、ユニオンテックは女性をどのように登用しているのか。今回は、そのあたりのことにずばりお答えしましょう。
 ユニオンテックには、現在、女性社員が10名在籍しています。全社員60名中の10人ですから、決して多い割合ではありません(2016年1月現在)。
 これには理由があります。
 内装施工の業界自体が、そもそも女性がたくさん働いている世界ではありません。働いているのはほとんど男性で、女性の姿はわずかに目立つ程度。女性が現場管理をやっている現場など、全体の100分の1以下。内装施工の現場には女性は本当に少ない。数えるほどといってもいいでしょう。
 というのも、女性に工事現場で働いてもらうのは難しい、夜遅くまで仕事はさせられないという考え方が業界内にいまも根強く存在するからです。事実、仕事が夜遅くにまでおよぶこともままあります。力仕事もないわけではありません。
 そのため、男性だけでなく、女性もまた自分はこの業界には向いていないと考える人が非常に多い。この業界において、女性登用は非常に「チャレンジング」なことなのです。
 そうした背景を考えると、ユニオンテックの女性社員率は業界平均よりも高い、といえるかもしれません。
 が、私、大川祐介はここで断言します。
 ユニオンテックは、率先して女性を登用し、多くの人にこの業界に入りたいと思ってもらえるよう、魅力的な業界に変えていきます。

新卒応募者の6割を女性が占める イメージ

新卒応募者の6割を女性が占める

ユニオンテックには、毎年、新卒で3、4名の女性が入社しているので、これから着々と増えていくことは間違いありません。
 新卒応募者についていえば、女性が60%を占め、男性の割合は40%。これでも男性は増えた方で、2014年度は女性が90%を占めていました。その意味では、ユニオンテックは女性に対してブランド力がある会社だといえるでしょう。
 ただし、中途採用に関しては、残念ながらそのほとんどが男性です。
 業界全体が男性メインで動いているから仕方がないことではありますが、これも次第に変わっていくはずだと、私、大川祐介は考えます。
 新卒で内装施工業の世界に飛び込み、キャリアを積み、新たな道を別の会社で探す。これから、そうした動きが女性の間でもごく当たり前になっていくはずです。

一人の人材として、女性も男性もない イメージ

一人の人材として、女性も男性もない

この業界における女性の適性をどのように考えていますか?」。
 たまにこんな質問を受けることがあります。その質問に対する私、大川祐介の答えははっきりとしています。
 ユニオンテックを支えてくれる人材として、男性も女性もない。一人の人材として、成長してもらいたいし、その環境を提供していきたい。それだけです。
 制作の部署に女性が初めて入ってきたときには、みな「彼女をどのように扱えばいいのか」と悩んだようです。しかし、私は「男性と同じように扱えばいい」と指示しました。初日から彼女は現場に行き、夜間工事も手掛けましたが、何ら問題はなかった。難なくクリアすることができました。
 女性だから、男性だからとわざわざ区別をする必要がないというのが、私の揺るぎない持論です。 
 私は男性なので、女性に対して「優しくしてあげたい」といういたわりの心がないわけではありませんが、仕事にそれは関係ない。女性だから、夜遅くまで仕事はさせられないとか、現場には向いていないといった考えは皆無です。

現場にも女性蔑視の空気はない イメージ

現場にも女性蔑視の空気はない

女性ならではの感性を生かしてとか、女性ならではの発想を生かしてという理由で、企業が女性を登用するケースも多いようですが、私は仕事に男女差はないと考えています。
 新卒でも中途採用でも、私は「この人にはぜひユニオンテックに入ってもらいたい」「いっしょに仕事をしていきたい」と考えれば、男女関係なく、声をかけています。 
 実際に仕事を任せてみても何ら問題はありません。女性は男性と同じように活き活きと仕事をこなしていきます。逆に、男性よりもよほど活発で、はきはきしていると思うこともよくあります。
 現場にも、女性蔑視の空気はありません。
 これは心配する方が多いようですが、女性だからと職人が見下すようなことはないし、むしろ大事に扱ってくれることの方が多い。その意味で、逆に女性の方が得をしているかもしれません(笑)。
 だからこそ、女性には仕事に対してストイックな姿勢を貫いてほしいと思います。女性だから多少のことは許されるという発想は禁物。舞い上がることなく、まじめに真摯に仕事を続ければ、ユニオンテックは必ず評価される場所であると、私、大川祐介が保証しましょう。現在、取締役に女性はいませんが、将来必ず、経営の一端を担う女性取締役も生まれてくるはずです。

男女差別は一切しない イメージ

男女差別は一切しない

 ユニオンテックには、男女に賃金格差もありません。実力があり、成果をあげれば評価する。そこに男女の線引はないのです。
 入社後の研修についても男女ともに共通です。95%はOJTで教育し、5%を外部委託しています。外部委託しているのは、社会人としてのマナーなどを教える研修で、男性も女性もともに学びます。
 一昔前までは、男女で研修の中身が分かれ、女性には電話の応対や接客に関するマナー研修しかさせないという会社も多かったようですが、もうそんな時代はとうの昔に終わりました。
 ユニオンテックの一員であるという点では男性も女性もまったく同じ。ともに成長してもらいたい。それが、私、大川祐介の願いです。
 成長するためのベースは男女に関係なく提供し、現状に満足することなく、さらに充実させていきたいと考えています。
 あとは、女性がどれだけついてきてくれるか。
 それは未知数ともいえますが、私、大川祐介は確信しています。女性も男性同様、活躍してくれるはずだと…。男女差別を一切していないのは、その確信があるからです。



業界活性化の鍵は女性にあり!?大川佑介の女性登用論〈後編〉