「女性が働ける職場」であるというイメージが薄い イメージ

「女性が働ける職場」であるというイメージが薄い

 私が思うに、この業界への女性進出を妨げている要因は、「女性が働ける職場」であるというイメージが薄いことではないでしょうか。
 内装施工業のユニオンテックには、クリエイティブ職である空間デザインという部署もありますが、やはり女性が活躍できるというイメージが湧かないからなのか。この空間デザインの仕事につきたいという女性は非常に少ない。同じデザイン系でも、グラフィックデザインやWebデザインの志望者はたくさんいますが、空間デザインとなると、極端に数が減ってしまいます。
 ここ10年ほどで空間デザインに対する考え方が変わり、少しずつ空間デザインの仕事をやってみたいと考える人は増えてきてはいます。しかしながら、女性に限っていえば、あまり増えているとは言いがたいのが現状です。
「自己規制」も女性の業界進出を妨げている!? イメージ

「自己規制」も女性の業界進出を妨げている!?

 内装施工の現場に入る女性は、さらにまれです。ユニオンテックにおいても、プロジェクトマネージャーやディレクターをやる女性はいても、制作部門に入る女性はほんのわずかに過ぎません。
 内装施工の現場にはつきまとっている3Kや男性中心のイメージが女性をこの業界から遠ざけてしまっている。女性から見ると、現場での仕事には大きな参入障壁があるようです。 
 「女性が働ける職場」であるというイメージが希薄なために、業界全体に女性が少ない。そのため、ユニオンテックの女性社員数も全体の6分の1程度にとどまっているわけです。
 さらにいえば、女性自身の心の中にある「自己規制」も影響しているように思います。
 男女に体力差はありますが、幸い、そうした体力差を補うツールもどんどん生まれています。「自己規制」をはずし、内装施工や空間デザインの仕事を将来の選択肢として考える女性が増えていく。そうした時代にシフトさせていかなければなりません。
働き続けられる環境を整備していく イメージ

働き続けられる環境を整備していく

 そのためにも、必要不可欠なのが働きやすい制度や環境の整備です。
 福利厚生の充実化は不可欠。私、大川祐介がまず考えているのは、結婚・出産をしても働き続けられる環境づくりをすること。結婚相手の勤務地や転勤などの事情で、女性が会社を辞める決断をするのは仕方がないとしても、本人に継続の意志があれば、それがかなう環境を整えたいと考えています。
 いまのところ、ユニオンテックは中途採用の社員が多く、その大半が既婚で入社しているため、入社後に結婚するというケースはまだそう多くありません。
 しかし、近い将来、必ず増えていくでしょう。そうした事態に備えて、結婚しても働きたい、子どもを生んでも働きたい、育休を取った後に仕事を再開したい等など、本人の意志に沿った制度を提供し、ユニオンテックを女性が安心して働ける場に磨き上げていきます。
組織には多様性が必要だ イメージ

組織には多様性が必要だ

 私、大川祐介がなぜここまで、女性の登用にこだわるのか。それは、業界の活性化に直結するからです。
 単純に考えてください。
 女性がいた方が会社が明るくなると思いませんか? 活発になって働きやすくなると思いませんか? 男性中心で動く職場がはたして魅力的といえるでしょうか。
 女性と男性の思考回路は違います。同じモノを見ていても、男女で視線やアプローチ、趣味嗜好は異なります。細かなところに気づいたり、気配りできるという点では男性よりも女性のほうが圧倒的に上。自分とは異なる考え、異なる行動パターンに出会えば出会うほど、人は刺激を受け、成長できるものなのです。
 逆に、どこを見渡しても男性しかいないという職場だったらどうでしょうか。
 価値観や思考回路が均質化してしまいます。多様性が薄れ、組織が硬直化してしまうでしょう。
 お客様へのサービスを考えても、女性のきめ細かな視線は欠かすことができません。多様性を高め、柔軟な組織を築き、顧客満足を追求していくために、女性は欠くべからざる存在であり、そうした企業が増えることで業界は活性化していく。その動きをユニオンテックが率先して実現していきたいと考えています。
誰もが知る、女性にとっても魅力的な会社に イメージ

誰もが知る、女性にとっても魅力的な会社に

 残念ながら、現在、この業界で働きたいという人は男女ともにとても少ないのが実情です。就職活動を通して、内装施工業を選択肢として考える人は一部でしょう。建設会社やハウスメーカーを志望する人はいても、内装施工の会社は選ばない。大手建設会社の名前は知っていても、この業界の大手の会社名は知らない人がほとんどです。
 しかし、ユニオンテックが誰もが知る企業になれば、この業界自体に自然に魅力を感じてくれる人が男女ともに増えていきます。それは、業界の活性化を意味するのです。
 いかに優秀な人材を獲得するかは企業にとっての至上命題。人材を獲得できず、成長させることができない企業に「明日」はありません。
 私、大川祐介は常々、業界に新しい風を吹き込みたいと口にしてきました。ユニオンテックを誰もが知る会社にしたいとも公言してきました。その言葉通り、ユニオンテックは女性を登用し、多くの人が知る企業に育て、必ず業界を変えていきます。