どこにどういう会社があるのかわからない

どこにどういう会社があるのかわからない

 建設業界を変えていくためには何が必要でしょうか。
 すべての事象には原因があります。まずはその原因に向き合わなければなりません。私、大川祐介が考えるに、建設業界には大きな問題が2つあります。
 一つは、どこにどういう会社があって、誰がやっていて、どの会社が何ができて何が得意なのかがまったくわからないこと。
 どこにどんな会社があるのかがわからないということは、自社の良さを知ってもらうのが難しいということです。だから、人を募集しても集まらない。無理をして納得がいかない形で人材を採用してしまっても、現場優先で人材教育にまで手が回らないから、スキルが身につかず、働くスタッフの意識も上がらず、採用してもすぐ離職、という事態が起きてしまいます。
閉鎖的でコミュニケーションが取りづらい

閉鎖的でコミュニケーションが取りづらい

 もう一つの問題は、業界自体が閉鎖的で、コミュニケーションが取りづらいことです。
 閉鎖的であればあるほど新規開拓がしづらくなります。ピラミッド構造が固定していると新しい業者はなかなかそこに食い込めない。自社の体制を強化できる外部の協力会社を探すことも難しくなります。
 その結果、何が起きるのか。
 特定の元請けに依存することとなります。仕事を選べなくなります。数少ない得意先から仕事を打ち切られたら終わりなので、無理をしてでも仕事を受けざるを得なくなる。たとえ利益が薄くなっても仕事をつなごうとします。
 その結果、利益率は落ち、福利厚生に力を入れることはできず、社員の待遇も悪いまま。これでは人を採用してもすぐに辞められてしまうのは当たり前でしょう。
価値を伝え、出会いを創出する

価値を伝え、出会いを創出する

 業界関係者は誰しもこうした問題を痛感しています。
 とはいえ、仕事は現場が中心ですから課題解決はなかなかできない。ここにチームサスティナの出番があるわけです。
 自社の良さとは何でしょうか。それは価値そのものです。
 コミュニケーションの活性化とは何でしょうか。それは出会いです。
 人が成長するための方程式が、「価値×出会い」であるように、業界を変えるのも、「価値×出会い」の創出です。
 技術力やスタッフの体制、道具、設備、社員の対応能力、実績はすべて人や企業の価値となります。この価値が、仕事の発注者や働きたいと思う人材、協力会社の3者に伝わり、適切な出会いが実現すれば、両者ともに成長できます。
 しかし、価値を正しく伝えなければなりません。仮に価値が10あったとしても、出会いが0では結果は0です。価値がなければどんなに出会いが多くても意味がありません。価値が0なら出会いがたとえ10あっても、結果は0です。
 価値と出会いの両方を創出し、チームサスティナではその価値を100%伝えられる場を作っていきます。私、大川祐介は、現場の仕事で回すのに忙しく、価値を伝える余裕がないという企業や職人さんのために、価値の向上やその価値を外部に伝えるための印象作りをサポートし、お互いの価値を理解し合える発注者・人材・協力会社の方々との出会いの機会を創出し、多様な関係づくりを支援します。
職人にも発注企業にもメリットがある仕組み

職人にも発注企業にもメリットがある仕組み

 チームサスティナの仕組みは、職人企業にとって役立つことだけではありません。仕事を発注する立場にある元請け企業にも多くのメリットがあります。
 元請け企業は、技術力があり信用できる会社に頼みたいと考えています。ネットの情報だけで仕事を発注することには抵抗があります。
 でも、これまではそうした会社を探す術がなかった。だから、既存の関係の中で仕事を発注し依頼をしてきました。
 しかし、チームサスティナがあればもう話は違います。自分たちが求める技術や体制を備えているさまざまな会社や人と出会うことができる。当然、受注は活性化するでしょう。
 職人さんたちもリアルなコミュニケーションで人間関係を作ることが可能になります。なかなか横につながりが持てない環境の中で、同じ悩みを持っている同業者ともつながることができる。理解者が得られる。横のつながりが増えていく。これは、たとえ仕事にすぐに直結しなくても大きな意味があります。
業界の中で人が成長しやすいベースを作る

業界の中で人が成長しやすいベースを作る

 我々は、チームサスティナに教育の場も多数、用意していきます。
 この業界には経営に疎い人が少なくありません。そういう人のために経営の勉強ができる場を提供したい。業界に入ってまもない人材に向けては、大工や塗装、基本的な施工方法や現場の心得、安全管理等に関する基礎研修も行います。
 チームサスティナの会員にはこの道のプロフェッショナルがたくさんいます。彼らの協力を得て基礎研修プログラムを作り、業界1年生になったらチームサスティナで研修するという流れを作りたい。要は、人間として社会人としてビジネスパーソンとしてのベースを作るスクール的な役割です。こうした成長の場を会社が用意してくれるとわかれば、離職リスクは減るはずです。
 チームサスティナのサイトには、交通情報や駐車場、天気、トイレや喫煙所、ホームセンターや金物屋の場所などの情報も網羅して、職人さんが毎日見て役に立つ内容にしていきます。
 まだ始まったばかりですが、今後チームサスティナにはたくさんの機能や価値を付加していきたい。私、大川祐介は本気です。本当に真剣にチームサスティナを通して、業界の閉鎖的な体質を壊していこうと思っています。風通しの良い業界に、若い人が魅力を感じて「ここで働きたい」と思ってもらえる業界に変えていきます。チームサスティナの挑戦をぜひ注視し、期待してください。