TEAM SUSTINAへの反応には温度差がある

TEAM SUSTINAへの反応には温度差がある

 ユニオンテックの支店を全国に作る目的。
 それは、支店をベースにTEAM SUSUTINAの活動内容をその地域に告知し、 会員を募っていくためです。この活動を積極的に推進し、TEAM SUSTINAの事業を軌道に載せていくためには、全国の主だった場所に拠点を持つ体制が欠かせないと考えるからです。
 しかしながら、TEAM SUSUTINAの呼びかけに好意的に受け止めてくれるところばかりでは ありません。
 中には、閉鎖的な地域もある。関心が薄いエリアもあります。TEAM SUSTINAに対する見方には温度差があります。
 でも、それは織り込み済みです。前例のない取り組みなのですから、違和感を持たれるのは当然といえば当然。
 ただ、逆風を感じる場所であっても、 私、大川祐介が情熱を持ってTEAM SUSTINAの意義や目指すところを伝えれば、人の気持ちは変わります。むしろ協力的になってくれるところもあるのです。
内地とは事情が違う

内地とは事情が違う

 例えば、北海道がそうでした。
 北海道の人たちは、本州のことを「内地」と呼びます。「内地」と自分たちがいる「北海道」は違うという意識を強く持っています。
 TEAM SUSTINAの説明会の際でも、同じようなことを言われました。
 「内地ではそうかもしれないけれどね」
 「内地とは事情が違うから」
 そんなことを随分と言われました。
 あまりに何度も言われたため、私、大川祐介は多少、強い口調で反論しました。
 「そういうことばかり言っていると、日々の仕事もうまく行きませんよね」
 さらに、
 「あれが悪いとか、これが良くないとか、環境や場所のせいにしてばかりでは一歩も前に進めない。問題が山積していることはわかっていますが、それを超えてもなお建設業界を活性化したい、良くしたいと思うから、TEAM SUSTINAを立ち上げたんです。だから、ここに来ているんですよ。この話を聞く気がないのであれば、もう帰ってもらってけっこうです」
 と付け加えました。すると、相手の反応が変わりました。
一人の心に届いた言葉が流れを変えた

一人の心に届いた言葉が流れを変えた

 それまでTEAM SUSTINAについての私の説明を白けた顔で聞いていた参加者の一人がこう言いました。
「そこまで本気で言ってくれる人ははじめてですよ。大川さんの趣旨はわかりました。賛同しますよ。いっしょにやりましょう」と。
 私、大川祐介の言葉が響いた。それがたった一人であっても、私の思いが通じた。そう思うと本当にうれしくなりました。
 そして、一人が賛同を示してくれたことで全体の空気も変わっていきました。TEAM SUSTINAの活動を疑問視していた他の人たちまで立ち上がり、「やりましょう」と言ってくれるようになったのです。そうなるともう雪崩のような勢いで、賛同者が相次ぎました。
 いまではTEAM SUSTINAは、 たくさんの北海道の建設業の人たちから支援を受けています。
 最初はあんなに冷たい反応だったのに。あれほど手応えがなかったのにー。
 ものごとはどう転ぶかわかりません。情熱こそすべての源泉だと思い知りました。
協力者なしに商売はできない

協力者なしに商売はできない

 情熱は連鎖していくものなのかもしれません。
 支店を構えるにしても、もともとのユニオンテックの支援者が物件を紹介してくれるケースが多いですし、TEAM SUSTINAの営業についても同様です。
 TEAM SUSTINAとは関係のない部署の人間が特に頼んでもいないのに、 営業をしてアポを取ってきてくれるケースも増えています。
 商売は協力者がいてこそ。
 協力者なしに単独で商売はできません。協力者が現れない取り組みは実現不可能なのです。こいつに何かしてやりたい、こいつと一緒に何かしたい。そういう人がいないと成立しない。
 お客さんも協力者です。この人を助けたい、この人たちを応援したいという熱い気持ちは商売をしっかりと支えてくれます。
 何か買物をするときも、サービスを使うときにも、相手に対して共感できたり、サポートしたいと思うから利用することが多いですよね。ユニオンテックもTEAM SUSTINAの事業も、本当に良い協力者に恵まれています。
海外進出には興味がないが…

海外進出には興味がないが…

 支店網を拡大していると、こう言われることが増えました。
「大川さん、海外にそのビジネスを展開しましょうよ」
「いまのビジネスを海外で水平展開すれば、もっと儲かりますよ」
 ここではっきりと言っておきます。
 私、大川祐介は海外進出にまったく興味はありません。5年前にも「海外に出ましょう」と言われ断ったら、「5年後には海外に出たいときっと言っていますよ」と言われました。しかし、5年たった今も気持ちはこれっぽっちも変わっていません。
 日本ほどいいところはない。こちらから行くのではなく、ウエルカムといって来てもらう場所、それが日本です。サムライスピリッツといえばいいのか、大和魂ゆえなのか。私はいつもそう思います。
 ただし、外国人の雇用は大いにありえると考えています。建設業界が活気づく中で、多くの外国人がこの国を訪れ、そこでいろいろな国の方が働いている。日本がそうした国になり、東京がますます国際都市になっていく未来はそう遠いものではないでしょう。
 でもまずは支店網です。全国の主要都市への進出です。温かく支援してくれる賛同者のためにも私、大川祐介は支店網の確立を誓います。