《未来へのマイルストーン》vol.01 26期上期・管理職研修レポート
2025年6月15日-16日 @グランドエクシブ初島クラブ
管理職研修と聞くと、堅苦しい座学やパワポづくしの長い時間を想像する方もいるかもしれません。
でも、今回の初島合宿は、そんなイメージとはまったく違う時間でした。
皆様こんにちは、ユニオンテック広報の山野です。
広報活動の傍ら、今日も「パリ五輪のマスコットの正体」に思いを馳せています。
そんな私から、未来へのマイルストーンシリーズの記念すべき vol.01として、
独断と偏見の管理職ぶらり旅レポートをお送りいたします。
フェリーに揺られて向かった先は、潮風が気持ちよくて、青い空がどこまでも広がる初島。
肩書きも普段の忙しい業務もいったん置いて、揺れる船に身を任せ、バランスをとって遊ぶ管理職の面々。
大きな海を前にすると、なんだか人は素直になれるものだな、と感じつつ、そんな開放感からこの研修は始まりました。
BBQが、心の距離をぐっと近づける
初日のメインイベントは、なんといってもBBQでした。ただお肉を焼いてビールを飲むだけじゃありません。
火(BBQ台…)を囲んで話すことで、自然とお互いの心の距離が近づいていくのを感じました。
「普段は部署をまたいで話す機会がないから、こういう時間は本当に貴重だよね」
「シャンパン開けちゃえ!」
「こんな序盤でシャンパン飲んでいいの…!?」
そんな声があちこちから聞こえてきました。
普段は数字や業務の話ばかりしている彼らが、笑いながら冗談を言い合っている姿は、とても新鮮でした。
何を隠そう、今回の研修には、3つのゴールがありました。
①お互いを知ろう!
②たまには自分と会社について考えよう!
③26期上期をどう過ごすか解像度を高めよう!
管理職という立場は、ときに孤独を感じるものです。
だからこそ、「お互いを知る」というテーマを掲げることが、とても大事なのだと思います。
▲大空高くへ社長を送り出す管理職の面々
ミッション発表は、問いかけの連続
ここまで、遊んでるだけじゃん?と思った皆様、そんなことはありません。
夜のプログラムは、地獄の「ミッションシート発表大会」!
自分の時だけは難しい質問をしてくるなよ…と思いながらも、それぞれが自分の課題やビジョンを語り、全員で忌憚なき質問や意見を投げ合います。
たとえば、こんなやりとりがありました。
• 「ホスピタリティって、具体的にどんな行動のことですか?」
└「お客さんにファンになってもらうこと、自分に仕事を頼みたくなることだと思う」
• 「UT100は通過点だというけど、その先に何を目指しているんですか?」
└「今は事業部がそれぞれの成長に集中する時。そのうちまた領域を超えて、再集合するような会社でいたい」
• 「育成テーマに悩む若手に、どんな声をかけていますか?」
└「まずは言葉の意味を丁寧に伝えること。何を質問していいか分からないことが多いから」
• 「新規事業を立ち上げるために大事なのは何ですか?」
└「人を集めることや、仕事を取って来られる状態をつくることが大切だと思う」
正解があるわけではない話だからこそ、質問をぶつけ合ううちに、みんなの言葉がどんどん研ぎ澄まされていきます。
自分の番が終わった管理職から徐々に、エンジンがかかっていきます。
議論が深まるほど、お互いの考え方や価値観が垣間見えてくるのが、こうした研修の面白さだなと思いました。
熱い議論の先に見えたこと
みんなの話の中で特に共通していたのは、
3年前は誰もピンときていなかった「売上100億」という目標を、いまは全員がもうすぐ達成できると信じていること。
そして、これまであまり語られてこなかったようなテーマも、次々と話題に上がっていきました。
• 社格を上げていくこと
• 組織としてのユニークさをどう出すか
• 「人」に依存しすぎない仕組みを作ること
話し合いはときに鋭く、ときに笑いを交えながら進み、管理職同士だからこそ出てくる本音や悩みがたくさん語られていました。
「失敗をたくさんして、そこから立ち直る力を組織に還元したい」
「若手が質問できないのは、専門用語の意味が分からないことが多いから」
「家庭を持っても働ける姿を見せたい」
「極論、楽して稼げるようになることが大切。楽して稼ぐには、頭を使うことが大事」
普段はなかなか聞けない、管理職の人間らしい部分がたくさん見えた時間でした。
「会社のことを考える」って、実は自分のことを考えること
2日目の朝も、また熱い議論が続きました。
お酒の入っていない状態でのミッション発表はまあ重苦しい空気で始まりましたが、それぞれが熱い思いを語るうちに、
あれおかしいな?しらふなのにワクワクが止まらない。
話題はビジネスのことだけではなく、
• 自分はこれからどうありたいか?
• 1億円あったらどんな挑戦をしたいか?
そんなテーマにまで話は広がりました。
自分の言葉で語ることで、頭の中が整理されますし、仲間の話を聞くことで、自分では気づけなかった視点をもらえるのも、こうした場ならではだと思います。
「起業を視野に入れているし、全員起業家みたいな会社ってユニークで面白くないか?」
「海外支店を作ってそこで働きたいと考えている」
仕事は、自分の人生に直結するものだからこそ、会社のことを考える時間は、実は自分自身がどう生きるかを考える時間でもあるのだと思います。
管理職研修って、結局は「自分自身をアップデートする場」なのだなと感じました。
また、今回の合宿の中では経営陣からこんな話も共有されました。
「これからは、新規事業をどんどん立ち上げていく」
「みんなにはぜひ事業責任者を目指してほしい。20代の事業責任者が生まれるような会社にしたい。」
「会社はどんどん、やる気のある人に任せていく。」
こうした言葉を聞いて、みんなが少し目を輝かせているのを感じました。
管理職であっても、まだまだ新しい挑戦のチャンスがある。そんな空気が、初島の風と一緒に流れていたように思います。
管理職が集まる、本当の意味
今回の研修で、一番心に残っているのは、参加したみなさんの距離がすごく近づいたことです。
役職や立場を超えて本音で話すことで、信頼がぐっと深まったように思います。
「誰に相談したらいいか分からない」
「上ばかりに気を遣って、疲れてしまう」
管理職という立場だからこそ、そんな孤独を抱えがちです。
でも、同じ景色を見て、同じ時間を過ごし、同じ課題を語り合うことで、仲間としての絆が強くなる。
それが、こうした研修のいちばんの意義なのかもしれません。
次は軽井沢で⸻…
下期の管理職合宿は12月7日-8日、軽井沢で予定されています。
また新しい気づきや出会いがありそうで、今から楽しみです。
みんなの熱い想いに触れ、感動して、たそがれる役員の皆さんのいい顔がまた見られることでしょう。
初島で深まった絆を胸に、それぞれの持ち場で、26期上期を駆け抜けていきたいと思いました。