【アワード受賞者インタビュー 24期下期】坂井勇斗 “自分事化”で即レス&即実行!ベトナムでPersGPTの運営を支えお客様にWOWを届ける | 社内レポート | 採用情報 | ユニオンテック株式会社

 


 24期下期アワード「TAKE OWNERSHIP賞」受賞インタビュー

経営企画室 グローバル推進G 坂井勇斗

−“自分事化”で即レス&即実行!ベトナムでPersGPTの運営を支えお客様にWOWを届ける−


ユニオンテックでは、「Build a new standard.(新しいスタンダードをつくる)」というミッションを果たすために、3つのバリュー「MOVE FAST(世界一早く)」、「NO LIMIT(自分史上最高)」、「TAKE OWNERSHIP(私が責任者)」を定めています。そして、このバリューをより体現していた社員に向けて、定期的に「New Standard Award授賞式」を開催。2024年6月には、24期下期(2023年12月〜2024年5月)を対象とした受賞者5人が選ばれ、表彰に加えて受賞者本人が受賞までの道のりを語る「Beyond Meスピーチ」も行われました。

そこで「TAKE OWNERSHIP賞」を受賞した、経営企画室 グローバル推進Gの坂井勇斗さんにインタビューしました。約1年半前の2023年4月、ユニオンテックに勤めている妻の大澤さんともにダナンに飛んだ坂井さん。なんと、当時は無職だったとか。どんなふうにユニオンテックに入社し、今に至るのか。その経緯とともに受賞の背景もたどります。

*TAKE OWNERSHIP・・・意思決定は自分を進化させる最高の機会。自分の業務の責任者として目的を持ち、方針を決め、圧倒的な当事者意識で行動する。

 


100%でなくてもいいから、スピーディーに動く!



―― 前職は何をされていたのでしょうか?
学習塾に勤めていました。主に生徒の勉強が捗っているかどうか確認したり、それを保護者に伝えたりするような役回りで、講師ではなく運営スタッフという位置づけでしたね。そして、ダナンに発つ2週間くらい前にそこを退職して。無職の状態で妻と一緒に移住しました。
もともと海外で働きたいという思いがあって、以前からドイツ語を勉強していたんです。一時は、ドイツにある日本の在外公館で派遣員として働くための試験を受けていたくらいだったので、海外で仕事を探すことには抵抗がなかったですし、むしろ乗り気でした。

―― ともあれ、ダナンに移住してわずか1週間後にはユニオンテックに業務委託という形で入社します。
はい。本当は、もうちょっと無職のままのんびり過ごしてから本格的に職探ししようかなと思っていたんですが、当時、ユニオンテックのダナン支店ではPersGPT事業が人手不足で、空いているポジションもあって。専門知識が必要ない役職でもあったので、ひとまず雇っていただくことになりました。今考えてみると、すごくタイミングが良かったなと思っています。

―― そうして、1年半で実績を積み上げ「TAKE OWNERSHIP賞」を受賞するまでになりました。「Beyond Meスピーチ」では、「自分事にする」「取り越し苦労をしない」「期待にはスピードで応える」の3点が受賞できたポイントだと語っていましたね。
はい。ユニオンテックに入ってすぐに与えられた仕事が顧客対応だったんですが、ただ対応するだけではなくて「もっとこうしたらやりやすくなるのに」と思った部分をすぐに提案して、実践、改善していったんです。そうして、PersGPTサービス全体を「自分事」として捉えて、積極的に関わるようにしていたら、顧客対応だけでなくもっと幅広い業務に携われるようになりました。
「取り越し苦労をしない」は、私自身がもともと取り越し苦労をするタイプだったから意識するようになりました。特に学生時代は本当に頭でっかちで…「こうなる可能性もあるからやめておこう」と、諦めたことが本当に多かったんです。でも、思い切ってやってみると案外できるものだし、その経験から得るものも大きい。だったら、良いか悪いかはやってから判断したほうがいいよなという考えに変わっていきました。
今は、PersGPTのwebサイトの英語化を進めているんですけど、私自身はあまり英語が得意ではないんですよ。でも、「得意ではないから出来ないと思います」ではなく、「やってみます」と答えて、一応は形になりました。この経験からも「とりあえずやってみることが大事だな」と感じましたね。

Beyond Meスピーチ資料より

―― そして、「期待にはスピードで応える」というポイントも。
3つ挙げた中で、一番意識しているのはこれだと思います。与えられた仕事にはしっかりと応えていきたいものですが、最初からお客様が求めるものを100%提示することって難しいじゃないですか。なので、「100%でなくてもいいから、ひとまず迅速に対応しよう」と。そうすれば、その分確認と修正の回数が増やせるし、方向性がはっきりと見えるようになる。なにより、連絡の頻度が増えるので「ちゃんと動いてくれているな」と相手にも伝わり、信頼につながると思います。実際、「すごく早いですね!」とお客様から驚きの声をいただけることがありますね。

 


“建築 × ○○”に挑戦して業界にインパクトを



大量の依頼を管理する仕組みを構築

―― 生産性を上げるために、坂井さんが実践しているテクニックはありますか?
私の場合、先ほどお話ししたようなマインド面での評価が大きいと思っていて。テクニックやスキルはそこまでかな…と思っています。ただ、自分以外の人でも作業しやすいように、できるだけ“テンプレート化”するように心がけています。私が入社したときはPersGPT事業が動き出したばかりだったので、パーサーの業務管理など、定まっていない部分が多かったんです。そこで、お客様とのやり取りの中でよく使うフレーズや、よくある質問などもまとめておいて全員で共有できるようにしました。そういった積み重ねが、生産性を上げているかもしれません。

 

―― 以前、大澤さんにも受賞者インタビューをしたのですが、その際「パーサーの進捗状況を管理できるシステムを、坂井さんが作ってくれた」と言っていました。これも生産性アップにはつながっているかと。
確かに。ふと思い立ち、エクセルでパパッと作ったものだったんですが、そのまま採用されて今も使っています。そうやって、自分でできそうなものはとりあえず形にしてみるという精神も大事なのかなと思いますね。

―― そんな坂井さんですが…社内で憧れている人はいますか?
私は入社してからずっとベトナムにいるので、本社の方々との交流があまりなくて。尊敬できるレベルまで人となりを把握できている人が少ないんですが、やはり大川社長は情熱を持って仕事をされている人ですし、周りの人の心に火をつけられる存在だなと感じるので。見ていてすごいなと思います。私自身もそういう人になりたいと思っているので、憧れはあります。

―― 今後、誰を巻き込んでどんな事をしてみたいですか?
一緒に働いているベトナムのメンバーはみんな本当に勉強熱心で、新しいソフトもどんどん使えるようになっていくんです。そうして新しい技術を日々身につけているんですが、パーサーの中には、建築関係のスキル以外にゲーム作りのノウハウを勉強している人がいるんですよ。ゆくゆくは、そういう技術を建築に活かせることもあるんじゃないかなと、漠然と考えているところです。さらには、そのパーサーたちと本気でゲームを作るのも楽しそうですよね。妄想レベルの話ですけど、実現したらいいなと思っています。

大澤さんと一緒にPersGPTを運営する坂井さん

―― では最後に。この業界や社会にとって、どんな存在になりたいですか?
先程の話に近いんですが…自分が建設畑ど真ん中の人間ではないので、“ザ・建設”という仕事をするよりも、“建築×○○”という感じで、建築と自分が興味ある分野をかけ合わせた新しい何かを生み出せる存在になりたいです。PersGPTも将来性を感じる面白い仕事なので、この事業の可能性をさらに広げつつ、建設業界に何かしら大きなインパクトを与えたいですね。

『TAKE OWNERSHIP賞』Congratulations!!

 

 Photo=Leo Yamamoto, UT-VN staff Interview=Mayuge Matsumoto

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