ユニオンテック株式会社 関西支店
ユニオンテックにある部署やチームについて、『一体どんな働き方をしているの?』『どんな人がどんな仕事を任されているの?』が分かる社員インタビュー。第4弾は、大阪にある関西支店で働くメンバーをご紹介します。
ワークスペースプロデュース事業部の晴山豊、スペースコンストラクション事業部(以下、スペコン)・シニアマネージャーの植木功介、同じくスペコンの清水隆之の3名にインタビューを行い、本社のメンバーとの関わり方や、関西支店ならではの働き方について話してもらいました。
TOPICS
・個々の力を認め合う、風通しのいいプロの集まり
・三者三様に感じるやりがい、成長機会について
・少数ならではの、“意外な”大変なこと
・いろんな分野のプロがいるユニオンテックは刺激を与えてくれる会社
・関西の未来を託すべく、若い人材の育成が課題
個々の力を認め合う、風通しのいいプロの集まり
—— 現在、3名いらっしゃる関西支店の皆さんに、働き方についてお伺いしたいと思います。まずはそれぞれにお仕事の内容を教えてください。
晴山 入社して6年、企業さんの経営課題や事業課題を解決するという大前提があって、そのために最適な空間を作る仕事をしています。具体的には、お客さんに対してデザイン提案をしたり、コンセプト開発をしたり、図面を作ってデザインを起こして提案していく。お客さんと一緒に最適なオフィスを作っていくことです。事業内容はこの2人(植木、清水)と私だけ違っていて、彼ら2人が施工管理なのに対して、私はその前段階のプランニングやPM(プロジェクトマネジメント)などを請け負っている感じですね。
植木 主に晴山さんから降りてきた仕事を施工管理として受けて、 社外の設計さんからの依頼や、直接お客さんからいただく仕事を施工で受けています。 オフィスからアパレル、飲食、基本全部やりますね。それを清水さんと同じ部署としてやっている状態で、人数的に2名なので立場的にはシニアマネージャーですが、8割以上、清水さんと同じように積算発注して現場を収めることがメインの仕事になっています。入社歴はもうすぐ2年になります。
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晴山 (突然カメラに向かってピースでニッコリ!カメラマンに、)無駄な仕事をさせてしまってすいません。続けてください。 一同 笑! |
清水 僕は、植木さんと一緒でスペースコンスラクション事業部所属の施工管理なので、コスト管理やスケジュール管理、現場を収める仕事をしています。入社が2023年の4月なので、僕もまだ2年経っていないです。
—— 関西支店では、普段どのようにお仕事されているのでしょうか?
晴山 関西支店はプロの集まり。誰かが付きっきりで教育するわけではなくて、各々自分でエンジンを持って動けるメンバーですね。特に私の場合は“ひとり親方”と言いますか。
—— 3人で1つの案件に取り組むということはありますか?
晴山 3人で、はないですね。植木さんたち2人はあるでしょ?
植木 大きな物件が1件しかなかった場合、清水さんと2人でやることはあります。その間に他の案件が上がるとそちらへ移行するとか。
—— 同じ部署同士だからできることですね?
植木 そうです。私と清水さんは、席も隣同士なので「今、どういうことやってるの?」とか、会社での共有事項に関しても、その場でずっとやり取りしていますね。基本ずっとしゃべってるんですよ(笑)。
晴山 お互いに認め合っているので、すごく風通しがいいですよね。
植木 3人で、和気あいあいとさせていただいてます。何も気を遣うこともなく普通に雑談しながら仕事してますよ。
清水 人が少ない分、人目を気にせずにのびのびやらせてもらってるかなって思いますね。
—— 最もユニオンテックでの歴が長い晴山さんから見た、今の関西支店の状態はいかがですか?
晴山 昔は人数が8人がいたので、 フットサルしたり、花見へ行ったりして、楽しいっちゃ楽しかったんですけど、今は仕事に対してそれぞれプロとしてみんなが打ち込んでいるので、生産性は高くできているんだろうと思います。もう任せちゃっても大丈夫というか、2人に背中を預けられる。そういったメンバーなので、人数は少ないですけど今の方が仕事として筋肉質だと思います。
—— カメラマンにピースされたり、なんとなく晴山さんは空気作りがお上手で、関西支店のムードメーカー的な存在かと感じたのですが。 清水 そうですか? 植木 いやいや、そんなことないですって(笑)。 |
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—— では、東京本社との関係についてお伺いします。本社のプロジェクトメンバーとは、普段どういった形でコミュニケーションを取っていますか?
植木 ミーティングはします。物件で関わっているときは、結構コミュニケーションがあるんですけど…。
清水 物件がないと、まったくないって感じですね。
晴山 それはありますね。案件を通さないと話すこともないですし。
植木 案件が終わってしまったら、一緒に作業していた東京のメンバーと半年ぐらいしゃべらないこともあります。たまに東京へ行ったときに顔を合わせて「久しぶり!」って。
晴山 私はワークスペースのメンバーとは 2週間に1回ぐらいチーム内で進捗情報を共有してるけど、東京のスペコンには、しゃべったことがない人がいるなぁ。
植木 たぶん、東京のスペコンは関東メインで仕事をしているので、晴山さんとの関わりが少ないんですよ。ワークスペースは設計から入っているので、関西案件の設計を東京のメンバーが担当した場合には、関わることがあります。
—— 東京とプロジェクトを進める上で活用しているツールは何ですか?
植木 基本はSlackですね。
晴山 私も一応Slack中心ですね。電話だけだとなかなか話が通じないことも、Slackだったらお互い共有して、写真や図面を添付しながら話を進めていけるので。お客さんを交えたらオンラインでやることもあります。
清水 でも急ぎのときは、電話で連絡しています。
植木 「電話=急いでいる」なので。
いろんな分野のプロがいるユニオンテックは刺激を与えてくれる会社
—— 個人で動くことが多い皆さんの、とある1日のスケジュールを教えてください。
晴山 8時半には現場に入って、日中抜けてお客さんと打ち合わせ。夕方1回事務所に戻って、図面を作ったり、見積もりを作ったり。事務所に戻らないで現場から直帰して作業することもあります。
清水 僕は子どもを保育園へ連れて行って、9時半頃に出社しています。オフィスでは事務作業や発注作業をして、現場に行くときは、現場へ行ってまた事務所へ戻って。そんな感じです。
植木 私はどちらかと事務所にいることが多いです。 9時半前後に出社して、発注業務をしたり、業者さんと連絡を取り合ったり。ポイントごとに現場に行って確認したり。事務所にいるようにしているのは…荷物がすごく届くので、誰もいないとちょっと困るからですね。
清水 たしかに(笑)。誰かが荷受けをしないといけないんですよね。この事務所は、荷置きができないので。
晴山 それはそうですね。私1人の時は、苦労してました(笑)。
植木 ビルがオートロックなので宅配業者さんが入れなくて。だから極力、午前中はいるようにしています。自分で頼んでおいて留守というわけにもいかないので。じつは関西支店は、そこが1番大変です(笑)。
—— 事務所にお留守番してくれる人がいたらいいですね。
植木 まあ、贅沢を言えば(笑)。ちょっと忙しくなるとすごく感じますね。
清水 急ぎで欲しいけど、現場にも行きたいしっていうときとか。
植木 業者さんに直接送ったり工夫はしますが、たまにどうしようもないことがあるんです。その時はLINEで「今日、会社出る?」って確認し合いながら、連携プレイでなんとか乗り切っています。
—— ユニオンテックの魅力をどういったところに感じていますか?
晴山 社内にはそれぞれの分野で精通したプロの方がいっぱいいるので、そんな人たちと話したり、仕事ぶりを見ると刺激を受けますよね。そういった意味で「この会社、いいな」と思います。
植木 そうですね。たしかに職種として今まで関わってこなかった分野の人が社内にいるイメージがある。それぞれの分野で経験をされた方々が中途採用で入っていて、この会社のために何かしようとその手腕を活かしているんだと思うと「実際にどういう仕事をやってんのかな?」って。
—— 同じ社内ながらも、気になる部署があるということですか?
植木 そうです。刺激を受けていますね。
晴山 例えば、このインタビューをセットしてくれた山野さん、岩橋さんがいる経営企画室とかね(笑)。
植木 そうそう。どんな仕事をしているのか覗いてみたくなりますよ。
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白色や木目を基調とした、シンプルで過ごしやすいアットホームな関西オフィス
—— ちなみに、ユニオンテックでの成長機会はどういうところで感じられますか?
晴山 私はメンバーみんなでプロジェクトをやり切ったあと、達成感を得られたときですね。そこに一番やりがいを感じます。「色々しんどかったけど、よかったね」 って分かり合える達成感。1人でもできることはできるんですよ。ただ、それをみんなで集まって、知恵絞って、汗掻いて、フーフー言いながらやるところは、この会社にいるからこそ味わえることですね。
植木 私は“継続すること”です。 入社してまだ1年半と全然短いので、この先もずっとスペコンでやっていくことを考えると、先々も安定できる意識を持ちたいというか。その気持ちは自分にも、関西支店の成長にもつながるものじゃないかなと思っています。
清水 僕は前職では小さな飲食店を扱うことが多かったのですが、ユニオンテックに入社してから、規模の大きな案件に携わることが増えました。規模感に伴って扱う金額も大きくなるので、それだけに完成したときの達成感も大きくて、純粋に「やったな!」と感じます。そういうやりがいに、成長機会を感じていますね。
—— では、ワークライフバランスはいかがですか?
清水 僕は、前職に比べてすごく良くなりました。
晴山 よかったね〜!
清水 はい。前は土日も仕事があったり、夜勤もあったりだったので。今は、妻も子どもも喜んでいます。
植木 私も絶好調で、バランスよく仕事していますよ(笑)。子どもとお出かけする時間も取れていますね。
晴山 私はワークライフバランスとかはあんまり考えたことないというか。でもおかげさまで今、仕事に集中できるように奥さんが色々フォローしてくれていますし、たまに孫と遊んだりね。結果的には、後からついてきた感じですが、非常に仕事に集中できる環境にあります。
関西の未来を託すべく、若い人材の育成が課題
—— 関西支店に新たな人材が入るとしたら、どんな人が即戦力になると思いますか?
植木 私の希望は、清水さんより若い人です。
晴山 清水さん、今いくつだったっけ?
清水 僕、36歳です。
植木 30歳ぐらいの人がベストだと思っていて。継続を考えたら、若い人からの押し上げがあった方がいいと思います。この業界では、やっぱり体力という部分で若い人材が必要だと思いますし、若くてやる気のある人が入ってきてくれると活性化されて、モチベーションも保てると思うから。そういう若手に託していきたい部分もあります。
—— 植木さんに、“育成欲”があるということですか?
植木 はい。当然、清水さんもそうだと思います。
清水 そうですね。
晴山 バリバリの即戦力というより、これからの伸びしろがある人がいいんじゃないかと思いますね。
植木 かと言って、まったくこの仕事の経験がない“さら(真っ新)”な人はちょっと厳しいかな。
—— ある程度の経験値がある人の方が好ましいということでしょうか?
植木 即戦力としては、そうですね。
清水 自分より若い人が入ると、「負けてられへんな」って、僕もやる気を掻き立てられると思います。あと、荷物の受け取りも一緒にしてもらえるのはありがたいですし(笑)。
—— 最後に、皆さんが今目標にしていることをお聞かせください。
晴山 私の場合は、目の前のことをコツコツとやることだけですよ。
植木 私はやはり気持ち的な安心。そのために目先はもちろん、1年先以降の仕事が読める感覚をもっと広げたいです。この業界には、東京と大阪の違いがあって、大阪は本当に仕事がなくなったらゼロになるんです。地方都市なので仕方がないとは思うのですが。 今は関西万博が控えていて、ウメキタ開発もあって、関西は忙しい状況が続いていますが、5年後は?と考えてしまいます。 大阪を基盤でやっているからには、仕事がなくならないような関係作りをしていきたいと思います。
清水 僕の目標は、とりあえず今資格がないので、何かしら武器的なものを身につけることですね。まずは施工管理の資格を取るための勉強をしていこうと思っています。
—— ちなみに、オフィス近くの靱公園はお花見スポットに最適ですよ。
晴山 いいですね。花見、3人でやりましょう!
清水 そうですね、行きましょうか。
植木 ぜひ(笑)!
Photo=Chie Fukami Interview=Naomi Sato