【アワード受賞者インタビュー 24期下期】宅間真由 せっかちで心配性な性格を武器に仕事を効率化!常にモチベーション高めな女性施工管理のホープ | 社内レポート | 採用情報 | ユニオンテック株式会社

 


 24期下期アワード「NO LIMIT賞」受賞インタビュー

スペースコンストラクション事業部 プロジェクトマネジメント1部 PM-2G

チーフコンストラクター 宅間真由

−せっかちで心配性な性格を武器に仕事を効率化!常にモチベーション高めな女性施工管理のホープ−


ユニオンテックでは、「Build a new standard.(新しいスタンダードをつくる)」というミッションを果たすために、3つのバリュー「MOVE FAST(世界一早く)」、「NO LIMIT(自分史上最高)」、「TAKE OWNERSHIP(私が責任者)」を定めています。そして、このバリューをより体現していた社員に向けて、定期的に「New Standard Award授賞式」を開催。2024年6月には、24期通期(2023年6月〜2024年5月)を対象とした受賞者5人が選ばれ、表彰に加えて受賞者本人が受賞までの道のりを語る「Beyond Meスピーチ」も行われました。

そこで、「NO LIMIT賞」を受賞した、スペースコンストラクション事業部 プロジェクトマネジメント1部 PM-2Gの宅間真由さんへのインタビューを実施しました。ユニオンテックでは、施工管理として現場の安全管理や進行を任されている宅間さん。なんでも、自身の“欠点”を逆手に取って現場で活躍しているようです。 

*NO LIMIT・・・最大の敵は自分で作った見えない壁。常にコンフォートゾーンを超え、失敗を恐れず、昨日の自分を超えていく。


負けず嫌いでせっかちで心配性だけど、ここまでできる!


 

――「NO LIMIT賞」に輝いた宅間さん。受賞の理由は、自身の性格にあるかもしれないと分析しているとか。
あくまでも自己分析ですが、昔からすごく負けず嫌いなんです。それに大阪出身だからかせっかちで、そのくせ心配性でもあって…。ずっと「欠点だな」と思っていたんです。だけど、そんな私の性格を施工管理の仕事に落とし込むと、“負けず嫌い”だから自分の知らないことはすぐに上司や現場の職人さんに聞くことが出来るし、“せっかち”だからすぐにレスポンスできるし、“心配性”だから「私はこう理解していますけど、間違っていませんか?」と入念に確認できる。要は、自分の欠点も見方を変えれば武器になると思ったんです。
確認作業はとても重要です。例えば、「職人さんが言っていたのは、きっとこういうことだろう」となんとなく理解した程度だと、齟齬が生まれて間違った方向に施工が進んでしまいます。なので、確認したいときは「こういうことですよね?」と聞いたことを一旦自分で説明してみて、間違っていないか確認するようにしています。あとは、報告や相談もまめにしようと心がけていますね。これも、心配性からくるものだと思います。

―― 欠点は欠点として受け入れるしかないと思っていましたが、活かす方法があるんですね。
普段は、「もっとゆっくりしゃべって」「もっとゆっくりタイピングして」「本当にせっかちだね!」と、よく言われるんですよ(笑)。実際、仕事をしているときも焦りすぎるとせっかちが悪い方向に出てしまったりするんですけど、そんなときは「焦っちゃダメだ。今やるのはこれ、次にあれをやって…」と段取りを意識するようにしています。

―― 現場を取りまとめる施工管理という仕事は、それだけ責任重大ということですね。
施工管理って、設計や営業が取ってきてくれた案件を現場で動かして、最後に収めるポジションなんです。お客様からいただいた予算と決められた工期の中で、一つひとつの工程をムダにせず最後までやりきらなければいけないし、なおかつ失敗してもいけない。なので、工事期間中はタスクリストや議事録を作って、今の状況を可視化するようにしています。
また、「結果がすべて」という意識もあるので、引き渡しの前に時間を作って、もう一回掃除するようにしています。引き渡したとき、お客様が「あれ、ここちょっと汚いな」と思ったら、全部汚く見えてしまいそうじゃないですか。せっかくの新しいオフィスでそれは避けたいので、1時間でもいいからキレイにする時間を設けるようにしていますね。 

Beyond Meスピーチ資料より

―― そういう意識になったきっかけはあるのでしょうか?
23期の3Qからチーフになり、昇進したのはきっかけになるのかもしれません。今ユニオンテックのスペースコンストラクション事業部でチーフをしている人たちって、みんな知識と経験がしっかりあるんですけど、その点私は業界歴たった3年で、分からないことのほうが多いくらい。だから「もっと頑張らないと!」と思っているんですよね。もともと負けず嫌いですし。
あと、この3年間、職人さんや会社の皆さんに助けられながら仕事してきたのも大きいです。「みんなに恩返しできるように、もっともっと成長しないと!」という気持ちもありますね。 

―― 宅間さんの上司・藤井(静男)さんからは、授賞式の際「常にモチベーションが高い」「ビル一棟改修工事の責任者を務め上げて自信をつけた」といった言葉をかけられていました。
施工管理は、責任重大だしやることも多くていっぱいいっぱいになることが多いんですけど…でも、私はこの仕事が好きなんですよ。忙しいのも嫌いじゃないですし、なんならこれが普通だと思っています。そういうスタンスだから「モチベーションが高い」と言ってもらえるのかもしれないですね。

ビル一棟改修工事は、それまでやったことのない規模の案件でしたし、普段内装をやっていると見ることのない工種も多かったんです。例えば、外壁関連の工事とか、防水とか。それに、解体してみないと分からないことのほうが多くて、準備に時間をかけられなかったんです。当然、工期も予算も限られているから「本当にスケジュールどおりに終えられるかな」ととにかく不安でした。ですが、サポートに入ってくれた金原(大和)くんが議事録を取ってくれて現場も頻繁に見に行ってくれて、「ここだけ確認してください」「ここの指示だけしてほしいです」と、確認事項もちゃんと伝えてくれて。だから、私一人でやったわけでは全然ないんですが、皆さんにサポートしてもらいながら進めた案件で、藤井さんから「自信をつけた」と評価してもらえたのは純粋に嬉しいし、ありがたいです。

 


女性の施工管理はまだ少数派。だからこそ努力したい


―― 社内に憧れている人や尊敬する人はいますか?
やっぱり藤井さんです。私がユニオンテックに入社したときからずっと直属の上司なんですけど、知識や経験が豊富な方なので、私では見つけきれない懸念点を現場で見つけてくれるんです。あと、藤井さんは現場が始まる前に必ずキックオフミーティングで現場に来てくれて。工程をおさらいしてくれたり、アドバイスをくれたりして。本当に頼りになる上司です。
あと、特に「すごいな」と思うところは、ちゃんと話を聞いてくれるところ。私は前職でも施工管理をしていたんですが、会社が変わればやり方も変わるじゃないですか。なので、入社したばかりの頃は逐一藤井さんに確認をしていたんですけど、一つひとつちゃんと聞いて、答えてくれるんです。忙しくて時間がないときも、「XX時から30分ならいけるから、そこでミーティングしよう」と言ってくれるし、移動中にわざわざ電話をくれて「今、こういう状況だと思うけど、大丈夫?」と聞いてくれることもある。「今どんな感じ?」みたいな曖昧な聞き方ではなく、具体的に確認してくれるところもすごいなと思って。

―― ちゃんと部下の現場を把握してくれているんだと、嬉しくなりますよね。
そうなんです。それでいて、飲み会の席では楽しいおっちゃんみたいになるところも、いい上司だなと思いますね(笑)。 

―― そんな宅間さん、今後ユニオンテックで誰を巻き込みどんなことをしてみたいですか?
誰と一緒に仕事をしたいかで言うと、Old Kanさんというデザイナーさん。実は、今ご一緒できているんですけど、メインで担当しているのは萩田(一也)さんで、私はサポートで入らせてもらっている案件なので。今後は自分がメインで担当している案件で、Old Kanさんとご一緒できたら嬉しいです。
あと仕事の進め方でいうと、前にやっていた案件で施工に問題が発生したとき、施工の問題だから施工だけで解決しようとしていたんですけど、元社員で今は業務委託でお世話になっている佐治(太一)さんにふと相談したらすぐに解決策を導き出してくれて、解決できたんです。それがあってから、セクション別に考えずチーム全体で補い合いながら仕事をしようという意識に変わりました。そういう意味で、他セクションも巻き込みながら仕事をしたいなと日々思っています。

―― 最後に。宅間さんは今後、業界や社会全体にとってどんな存在になりたいか教えてください。
施工管理って、どの会社でも男性が多いんです。女性の施工管理を見る機会は本当に少なくて、私と男性の2人が施工管理のポジションに居た現場では、最初に職人さんが話しかけるのって大体男性のほうで。そのたびに、私はすごく悔しい気持ちになっていたんですよ。「私もこの案件の担当者なのに」って。私が気にしすぎているのかもしれませんが、「女性でも施工管理としてここまでできるんだ」と知って欲しいなと思っています。そういう意味でも、もっともっと努力し続けたいですね。

『NO LIMIT賞』Congratulations!!

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